■■■おジャ魔女■■■
04/18 監獄を抜けて、朝日の一番早い地へ

7:39 起床
起床。今朝は太陽の光が直接入らない部屋のせいか、少し目覚めが遅れ気味。
しかもつい二度寝してしまい、実際に起きたのは8:00丁度。もう網走刑務所
はオープンしてるはずだが、先にアニマの里を見て行こう。窓からのながめ
はいきなりの牧場。さっきまで馬と羊が草を食べていたが、どこかに行って
しまった。

8:42 アニマの里出発
マスターに子羊が今かわいい時期だと教えられたので、早速裏の羊小屋に向かう。
ここアニマの里は、宿泊施設であると同時に牧場でもある。
さっそく羊小屋に入ると、それまで勝手気ままに草を食ていた羊の皆様が、一斉に
奥の方へと逃げ出して、遠巻きにこちらを見ている。ここまで注目されてしまう
と訳もなく恥ずかしかったりする(笑)しかし、しばらく何もしないでいると、
その中の好奇心旺盛な子羊が一匹こちらに寄ってくる。その愛くるしい頭をなでて
やると他の羊達も今まで通り勝手気ままに草を食べだした。こうして触ってみる
と、羊も体温のある哺乳類なんだなぁ、と実感できる。実際、毛の奥がすごく
暖かいのだ。その後、ここに飼われてる犬さん達に別れを告げてアニマの里を
後にする。

9:04 博物館・網走監獄
いよいよ網走観光のメイン、網走監獄だ。もちろんこれは博物館の名の通り、観光客
向けのものであって本当の網走監獄ではない。現在は網走刑務所としてまた別の所で
その本来の機能を果たしている。とはいっても、まだ北海道が未開の地だった頃の
壮絶な囚人生活を強いられた時期の資料などは実物・再現品を交えて現在に残されて
いる。それらを一堂に会したのがこの博物館だ。自分は小さい頃、親に「悪い事を
すると網走刑務所に入れられちゃうぞ!」と言われて育ったので、小さい頃からその
網走刑務所には結構関心があったのだが、いよいよその中を見る事ができるので
ちょっとワクワクしている。気温がどんどん上昇し、札幌では最高気温が24度と
いう真夏並の温度を示している。ここ網走も例外ではなく、あまりの暑さにライダー
ジャケットやトレーナーをコインロッカーにあずけてしまう。\100。本当にいい
陽気で太陽光線が肌に突き刺さるのを感じる。遠くで鳥のさえずりが聞こえるけど
客足はまばら。というか、自分が行った時には自分の他に二、三人しかいない。
中の個別の詳細な感想は端折るが、その機能性と合理性は非常に理にかなっており
思わず感心してしまった。独房などにも入れたが、確かにここに数十年も投獄され
る事を想像すると空恐ろしくなってしまう。ましてや、光の入らない特別独房なん
かに一週間も入れられた日には………人間、やっぱ真人間が一番です。
昔の監獄を再現した建物の内部は、ひんやりと冷たく寒気さえ感じた。外は汗を
かくほどの暑さであるにもかかわらず、である。あの頑丈な鉄の鍵の奥で、厳冬に
は何人もの人が死んでいったらしい。暖房に慣れきった自分なんか、即死だな。
他にも北海道開拓の歴史の裏側とか、当時の囚人や刑務所の様子などを90分近く
かけてみっちりと勉強してしまった。ここは遊園地やテーマパークのように受動的
に楽しむ場所ではなく、能動的に楽しむ博物館だ。興味の無い人には、あまり意味
がないかもしれない。でも、物心ついた子供の情操教育にはかなり効果がありそう。
帰りにおみやげをいくつか買う。合計で \1500。内、北海道限定のメーカー製お菓子
のつめあわせは五百円したけど…数量的にはちょっと暴利かもしれない。
そうそう、ここの入場料は「とほ」の割引チケットを使ったので210円引きの
\840。今回のこの旅行、この「とほ」大活躍だな。(笑)

11:10 涛沸湖
さて、いよいよ根室に向けて出発!………と思いきや、濤沸湖にて白鳥の群が鳴いて
いるのでちょっと寄り道してみる。こうして改めて見ると、白鳥は結構でかい。
近くの売店で白鳥のエサを売っていたので購入しようと思ったが、人間様の自分が
まだ朝飯も食ってないのに白鳥にご馳走するのはちょっとシャクだな、などと言う
子供っぽい理由で購入を見合わせる。本当は小銭が切れていただけなんだけど、
そういっても誰も信じてくれないだろうから笑いを取る事にしよう。(;_;)
売店のおばさんと話をしてると、なんとその売店ではクリオネを一匹だけ飼育して
いるとの事。で、見せてもらった。おお、これがクリオネか!思わぬ所で見られて
ちょっぴり感動。しかも、こんな至近距離で。必死になって泳ぐ姿は確かに綺麗
でかわいらしく神秘的ではあったが、ちょっと生々しくてグロいような感じもした。
博物館や水族館のポスターにあるヤツよりも、赤い部分がもっと毒々しい
のだ。しかも脈打ってるし………このクリオネは、オホーツク海に流氷がある
時に自分で取ってくるんだそうだ。皆そうして飼育してるらしい。いいなぁ。

12:23 給油
根北峠をすぎて給油。さっきの網走の暑さがまるで嘘のように寒い。気温表は
無かったが、確かに十度を下回っていると思う。大慌てで完全防寒装備に変更。
ここに来る途中に、二人のライダーに遭遇した。そろそろ増えてきたかな。
それにしても圧巻だったのは、ここに来る途中にあった、半端じゃない長さの
直線道路。正確には計ってなかったけど、5キロくらいは直線だったんじゃ
ないかな?あまりにも直線すぎて、パースがかかってるかどうかさえ判りづら
い有様だった。途中で通過したあけぼの橋って、ひょっとして第二次大戦中に
とても暗〜〜〜い歴史のある橋だったんじゃ?寄らないで通過しちゃったけど。

13:13 厚床駅
厚床駅到着。ここもまた無人駅だった。左に行けば根室、右に行けば釧路。
まずは右に行って、納沙布岬を目指す。また戻ってくる事になるだろう。

13:38 根室ガソリンスタンド
給油。\545。寒さの他に風が出てきた。

14:15 納沙布岬到着
とうとう日本の最東端の納沙布岬に到着。でも、まずは腹ごしらえ。さっきの
ガソリンスタンドで聞いたけど、ここにも飲食店があるという事で期待して
きたら、やはりありました、「日本最東端のお店」鈴木食堂。ネタ拾い的な
意味合いも込めて入って、一番のお勧めを注文してみる。さんま丼 \900 、
てっぽう汁 \500。あまり期待はしてなかったけど、これがまた思いの他に
おいしくて思わぬめっけもん。さんま丼は、生のさんまに醤油などで味付け
した丼物で、さんまの肉が食べ応えあった。昨日のカワハギ天丼とはまた
違った、野性味あふれる生々しいおいしさだ。てっぽう汁は、ハッキリ言って
カニエキス濃縮みそ汁。カニの出汁がこれでもかって位に凝縮されており、
熱々のみそ汁とマッチしてとてつもない濃厚なおいしさをあじあわせてくれる。
その分カニの身の方は、エキスを出し尽くして出がらしになってるけど、
好きな人はその殻を裂いて肉を食べるとか。自分はちょっと遠慮。
閑散期のせいか、店のおばちゃんがシャケの刺身やコーヒーをおまけして
くれたのがちょっぴりうれしかった。思わぬめっけもんの昼食でした。
これだからブラリ旅は楽しいんだよな。店の表にある、幸せの流木をなでなで
して、いよいよ岬見物だ。でもこの店、暖房が異様に強すぎるよ。
納沙布岬の方は、宗谷岬のように整備されたモニュメントなどがある訳では
ない。本当に目印がポンと立ってるだけ。しかも、結構場所の特定が曖昧で
明確に「ココ」って点がよく判らなかった。その目印から更に東の方を見ると
納沙布岬灯台が立ってるし………この灯台、今も稼働してるらしい。人が歩いて
入れる所に、フォグホーン(濃霧の時に場所を教える為になる警笛)の出力口が
あったりするのがちょっと怖かった。万一、人がここにいる時に警笛が鳴ったり
したら………動力は何だろう?昭和五年から使われてるんだから電気って事は
考えにくい。水蒸気かなぁ………
全体的に、宗谷岬のように「最果ての地」って感じはちょっと弱かった。確かに
風もめちゃくちゃ強くてちょっと物悲しげな感じもあったけど、三方向が海って
様子じゃなくて、普通の海岸壁みたいだったから。しかし、「」って観点で
言えばこっちの方が断然雰囲気はある。宗谷岬の場合、ただの海岸線って感じ
しかなかったけど、こっちは高低差の確実にある岬。しかも、柵は所々壊れて
いて、その気になれば柵を越えて岬から身を投げる事もできそうだ………
いや、別に自分が身を投げるって訳じゃないからね。(^^;)

16:34 給油
\590。しかし、納沙布岬にも給油所はあったんだよね。あそこで給油すれば
よかったかな?とちょっぴり後悔。来た道を戻って厚床を通過し、一路釧路へ。

17:58 釧路の宿・休坂
気温がかなり下がってきた。無理すれば帯広まで行けそうだったけど、大事を
取って釧路で一泊する事にする。今日の宿は「休坂(やすみざか)」ここも
「とほ」掲載の宿だ。しかも、うれしいことに道北・道東割引が適用されて
素泊まりで \2900。下手にビジネスホテルに泊まるよりよっぽど安い。
いやはや「とほ」様々。この本のおかげで、今回の北海道旅行はかなり楽に
なった。この休坂のあるロケーションがまた最高で、釧路港に沈みゆく夕日
を高台から見下ろせる絶景のポジション。釧路の町並みも一望できる。
惜しむらくは、それが客室の窓から見えないって事なんだけど、そこまで
贅沢は言えません。早速荷物をおいて手続きをして、一息ついたら釧路の
街をちょっとぶらついてみようと思う。

18:45 MOO・フィッシャーマンズワーク
ガイドブックにも掲載されているフィッシャーマンズワーク・MOOに行ってみる
事にする。綺麗にライトアップされた外観が美しいが、肝心の土産物市場が
軒並み19:00で閉店してしまい、到着した時にはほとんどの店が閉店準備をして
いた。そんな中をぶらついてたら、中にある百円ショップを発見。そういえば、
薬のケースが欲しかったんだよな。適当なの無いかな………などと買い物して
たらいつのまにか19時経過、全店閉店。何やってんだ〜、自分のバカ〜ッ!
仕方がないので、薬ケースよさそうなケースカバー3つ \300 を買う事にする。
ついでに、北海道限定のキットカット・オレンジ \100も買ってみるが、その
悔しさが癒される事は無かった………。

19:28 釧路ガソリンスタンドで給油。
念のため。\479。明日はかなり走る事になるからな。

19:58 回転寿司・なごやか亭
休坂のマスターに教えてもらった回転寿司屋。外観は首都圏にもありそうな
ファミリー向けの回転寿司屋だが、食べてみてそのネタの新鮮さに驚いた。
エンガワが、ウニが、イカが、全部がうまい!特にエンガワ!少し安めの皿
なのに、噛んだ瞬間に口の中一杯に広がる甘い脂の味が絶品!ウニは最高値
の皿だけあって、新鮮そのもの。口の中でとろけるとろける。保存料なしの
純粋なウニの味を大堪能。その他にもデザート類が流れていたので、いくつ
かチョイスして食べる。会計は \2362也。普段の回転寿司よりも贅沢しちゃった
けど、旅行の時くらいはいいかな。食後にアテもなく、隣接しているツタヤ
の書籍売り場をうろついてみる。あ、おジャ魔女のAXムックがまだある。

20:43 展望大浴場クオ
更にマスターに教えてもらった浴場に行ってみる。ここは温泉ではなく普通の
銭湯だそうだが、釧路の夜景を一望できる素晴らしいロケーションにある
らしいので行く事にする。入浴料 \500。おお、確かに風呂からは釧路の
夜景が一望できて素晴らしい。しかも風呂の設備も最高クラスに充実して
いるし。これで五百円なら納得できる。たっぷりとお風呂を堪能してしまい
ました。湯上がりにポカリスエット \110 、フルーツ牛乳 \110。また
帰宅途中でコンビニでペットボトルのスポーツドリンク\150をそれぞれ
購入。

22:04 帰着
食事とお風呂を満喫して、宿に帰着。しかし、これから大変な日記書き。
それと、そろそろ土産物が窮屈になってきた。また、今後は道央。道南に
シフトしていくので、もう野宿する心配はないだろうと判断、キャンプ
道具一式を宅急便で送り返す事にする。後は土産と不要になったお絵かき
道具とかも。これでずいぶんと身軽になったな。後は、峠の途中とかで
マシンがトラブル起こして立ち往生とかしなきゃいいんだけど………
残りの三日間、トラブルが起こりませんように………

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